ローリオン（2000年生、母ホホエミガエシ）

ローリオン（2000年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ライオン（仏）」。毛色は芦毛。種牡馬のメジロライアン（当時13歳）と交配したホホエミガエシが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ラツキー牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方31戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ラッキー牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、斉藤敏博によって1,060.5万円で落札された。

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

7月14日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

11月10日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた4戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

3歳（2003年）

1月12日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

2月16日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

5月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg減らして迎えた8戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートサンデーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の田中修記念（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月8日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B2（上山ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョニーブラボーから2馬身差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた12戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳B3（上山ダート1250m 小雨/不良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦の夏休みだ!たかおバンザイ記念（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤヘイプレゼントに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B1（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の裕一誕生日記念平壌苑本店杯（上山ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイネスオペラから半馬身差の2着となった。

10月7日、中1週で迎えた17戦目は、3歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の平壌苑本店杯（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフクジュソウに1馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

11月2日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のケンユウ結婚記念スズタナスーパーカップ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクワイエットマンから4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

1月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C4 17（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月14日、中7週で迎えた21戦目は、一般C4 15（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月25日、中5週で迎えた22戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

5月5日、中0週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた24戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

8月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキョウエイウィークを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

9月12日、連闘で迎えた27戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月23日、中5週で迎えた28戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シナクタミにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月14日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月19日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた35戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアトムテイオーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

3月5日、連闘で迎えた37戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。