マリンオーシャン（1993年生、母カツミジヨオー）

マリンオーシャン（1993年5月2日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルトルーン（当時11歳）と交配したカツミジヨオーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）道見牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方51戦8勝2着6回。1998年の百万石賞(地方重賞)で3着に入った他、1999年の北國王冠(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森山英雄厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1995年）

10月9日、デビュー戦は工藤勉騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は481kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンヤスフジに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月12日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月15日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で工藤勉騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1996年）

1月4日、中2週で迎えた4戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメリースルスミに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月24日、中2週で迎えた5戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月2日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた8戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の高崎弥生賞（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の高崎皐月賞（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月30日、中3週で迎えた11戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた12戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の高崎ダービー（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロベストに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

9月27日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードフォルスからハナ差の2着に惜敗した。

10月13日、中1週で迎えた15戦目は、東国賞（高崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で金井正幸騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホースフォースからクビ差の2着に惜敗した。

11月3日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のしもつけ菊花賞（宇都宮ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で金井正幸騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で金井正幸騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のスルーオダンスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月31日、中5週で迎えた18戦目は、高崎大賞典（高崎ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で金井正幸騎手（12戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1997年）

2月16日、中6週で迎えた19戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で金井正幸騎手（13戦2勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた20戦目は、足利記念（足利ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で金井正幸騎手（14戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナポレオンソロからクビ差の2着に甘んじた。

3月30日、中2週で迎えた21戦目は、鞍上は13戦連続で金井正幸騎手（15戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた22戦目は、榛名山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で金井正幸騎手（16戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた23戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で金井正幸騎手（17戦2勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた24戦目は、地方重賞の尊氏賞（足利ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で金井正幸騎手（18戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月12日、約4か月半の休み明けで迎えた25戦目は、地方重賞の東国賞（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で金井正幸騎手（19戦2勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた26戦目は、三国峠特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で金井正幸騎手（20戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた27戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で金井正幸騎手（21戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のインターバスターズに1馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

12月12日、中1週で迎えた28戦目は、信濃特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で金井正幸騎手（22戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリーシーザーから4馬身差の2着となった。

12月31日、中2週で迎えた29戦目は、地方重賞の高崎大賞典（高崎ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で金井正幸騎手（23戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1998年）

2月1日、中4週で迎えた30戦目は、新春杯（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で金井正幸騎手（24戦3勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月28日、中3週で迎えた31戦目は、こうずけ特別（高崎ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は23戦連続で金井正幸騎手（25戦3勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキアークから1馬身差の2着となった。

3月29日、中3週で迎えた32戦目は、地方重賞の開設記念（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で金井正幸騎手（26戦3勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月12日、中5週で迎えた33戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノズカソウハに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月7日、中3週で迎えた34戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンシャインホースに1馬身半の差をつけて7勝目をつかんだ。

6月21日、中1週で迎えた35戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた36戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トーシンイチバンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6歳（1999年）

7月18日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた37戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた38戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦2勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた39戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、ペガサス特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた40戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑野等騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた41戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（7戦2勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月26日、中1週で迎えた42戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた43戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るキーライトを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って久々に勝利を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた44戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑野等騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた45戦目は、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（10戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7歳（2000年）

1月4日、中5週で迎えた46戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

4月9日、約3か月の休み明けで迎えた47戦目は、地方重賞のスプリングカップ（金沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（12戦2勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

11月3日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた48戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた49戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた50戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた51戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で安部竜司騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

8歳（2001年）

1月4日、中1週で迎えた52戦目は、高田知和騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 雪/不良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。