カツラギランナー（1994年生、母カツラギホープ）

カツラギランナー（1994年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のジユアンジヨ（当時17歳）と交配したカツラギホープが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井弘幸。戦績は、地方15戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年のスタージョッキー(B)。

経歴

デビュー前

宗綱貢厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1996年）

9月30日、デビュー戦は中川雅之騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイシルバーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月11日、中3週で迎えた3戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテンアマゾンに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月24日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングレッグに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（1997年）

4月7日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトライバルゴールドをアタマ差制して4勝目を手にした。

4月21日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた8戦目は、スタージョッキー（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサカエオーザに半馬身の差をつけて優勝

6月3日、中1週で迎えた9戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマミダイオーに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1998年）

7月14日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた10戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハヤテヒーローを上がり0位の末脚で半馬身差し切って休養明け初戦を制した。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（1999年）

9月19日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から11kg戻して迎えた12戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安部竜司騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマキオシガーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

10月18日、中3週で迎えた13戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミズホヒメを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

6歳（2000年）

10月16日、約12か月の休み明けで迎えた14戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマツノタマリュウに1馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

11月12日、中3週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安部竜司騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。