ディナージャケット（1996年生、母ブロンズスター）

経歴

デビュー前

2歳（1998年）

9月20日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルゴブレーブスを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月18日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳オープンのアイビーステークス（東京芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

3歳（1999年）

1月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた3戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下のうぐいす賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

3月14日、中4週で迎えた5戦目は、4歳500万下の水仙賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったペインテドブラックにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4歳（2000年）

1月16日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

2月20日、中4週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井千明騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井千明騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

5歳（2001年）

8月19日、約17か月半の休養明けで迎えた9戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着を確保した。

9月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（8戦1勝）。17頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の浦佐特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

6歳（2002年）

9月23日、約12か月の休養明けで迎えた12戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミノヒーローをクビ差制して休み明け初戦を物にした。

10月12日、中2週で迎えた13戦目は、りんどう特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月1日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、百日草特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノグッドラックに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

11月16日、中1週で迎えた15戦目は、かえで特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた16戦目は、女峰山特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックコマンダーに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月30日、中2週で迎えた17戦目は、師走特別（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸山侯彦騎手（5戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒジョニーに3/4馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

7歳（2003年）

1月12日、中1週で迎えた18戦目は、地方重賞の新春杯（高崎ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で丸山侯彦騎手（6戦4勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた19戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、黒松特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた20戦目は、こうずけ特別（高崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

3月2日、中1週で迎えた21戦目は、畜産杯（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（7戦4勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月15日、中1週で迎えた22戦目は、アクアマリン特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（8戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた23戦目は、チューリップ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（9戦4勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。