ビーユアエンジェル（2009年生、母トレイシズオブゴールド）
Be Your Angel
2009.05.26
ビーユアエンジェル（2009年5月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時6歳）と交配したトレイシズオブゴールドが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は追分ファーム。戦績は、地方42戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2015年の綺羅星特別(一般B3二)。
経歴
デビュー前
内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（2011年）
11月10日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るパンタレイを次元の違う末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。
12月13日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のサウンドホース賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。
3歳（2012年）
9月7日、約9か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳戦の柏尾川特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るラムジュレップを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。
10月15日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦のサルビアカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
11月7日、中2週で迎えた5戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヤマニンプレッジ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
12月18日、中5週で迎えた6戦目は、シンフォニー特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
4歳（2013年）
1月29日、中5週で迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
2月25日、中3週で迎えた8戦目は、春光特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。
4月17日、中6週で迎えた9戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、新緑特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
8月19日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のききょう賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。
9月2日、中1週で迎えた11戦目は、8月3日は葉月生誕33周年記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のグリーンボウルに4馬身の差をつけて3勝目を収める
10月9日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、流鏑馬特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（8戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はインディライトと並んで1着同着となった。
11月15日、中4週で迎えた13戦目は、かめ太郎特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、トラストシンシにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
12月19日、中4週で迎えた14戦目は、ジングルベル特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（10戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したキングクリチャンにアタマ差届かず2着に甘んじた。
5歳（2014年）
1月4日、中1週で迎えた15戦目は、末広特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
1月28日、中2週で迎えた16戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。
5月23日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、北条五代特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（11戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、勝ったインディライトにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
6月13日、中2週で迎えた18戦目は、大磯海水浴場開設130年記念（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（12戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったディーエスゲインにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。
7月23日、中5週で迎えた19戦目は、ビーチサイド特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（13戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のエドノミリアンを3/4馬身振り切って5勝目を獲得した。
8月22日、中3週で迎えた20戦目は、星月夜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（14戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。
10月17日、中7週で迎えた21戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、源氏山特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。
11月3日、中1週で迎えた22戦目は、神奈川の今をPR!かながわキンタロウ杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（15戦5勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。
6歳（2015年）
3月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた23戦目は、千秋楽特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。
3月31日、中3週で迎えた24戦目は、花吹雪特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
5月14日、中5週で迎えた25戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、青葉特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。
6月9日、中3週で迎えた26戦目は、緑風特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。
7月2日、中2週で迎えた27戦目は、海開き賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセイエイシャルムを豪脚で3/4馬身差し切って6勝目を収める
7月24日、中2週で迎えた28戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、神奈川新聞電子版 カナロコ星人賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
8月20日、中3週で迎えた29戦目は、綺羅星特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオーラゼウスを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
9月8日、中2週で迎えた30戦目は、セプテンバースター賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。
7歳（2016年）
1月3日、約4か月の休み明けで迎えた31戦目は、松竹梅特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
1月26日、中2週で迎えた32戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。
3月2日、中4週で迎えた33戦目は、春光特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。
3月28日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた34戦目は、マーケットスクエア川崎イースト竣工記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。
6月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg戻して迎えた35戦目は、涼風特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（16戦5勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。
7月4日、中2週で迎えた36戦目は、湘南ひらつかミルキーウェイレース記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（17戦5勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。
7月25日、中2週で迎えた37戦目は、祝20周年!川崎フロンターレ賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（18戦5勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。
8月11日、中1週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の甲武信ヶ岳特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。
9月13日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた39戦目は、涼風特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。
10月6日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた40戦目は、牝馬限定戦の川崎南ライオンズクラブ記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。
10月25日、中2週で迎えた41戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、港区政70周年記念特別（大井ダート1400m 雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。
11月2日、連闘で迎えた42戦目は、深秋特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。