ベルモントミサンガ（2002年生、母ベルモントダイアナ）

ベルモントミサンガ（2002年3月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋幸運のアクセサリー」。毛色は栗毛。種牡馬のブラッシングジョン（当時17歳）と交配したベルモントダイアナが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地15戦2勝2着1回、地方10戦3勝2着2回。2007年のノースクイーンカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2007年のジェニュイン賞(一般)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

9月12日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

3歳（2005年）

4月3日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアプリラポルタをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

5月14日、中2週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦1勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、モリトヴィーナスに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦1勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のフロムアップランドに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

4歳（2006年）

1月23日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（4戦2勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた10戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって14着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた11戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下の渡利特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

5歳（2007年）

2月3日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

3月10日、中4週で迎えた14戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた15戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

7月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた16戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、Aiba浦河周辺商店街組合特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた17戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、イーグルカフェ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた18戦目は、買物公園「旭川屋」特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロシジェットに半馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

8月30日、中3週で迎えた19戦目は、ヤングジェネレーションカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトワイライトワルツから1馬身半差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた20戦目は、ジェニュイン賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイベストに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月27日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、2着のアーペレーヌをクビ差制して5勝目を手に入れた。

10月25日、中3週で迎えた22戦目は、日高軽種馬農業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サクラハーンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月13日、中2週で迎えた23戦目は、地方重賞の道営記念（札幌(地)ダート2485m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦3勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

12月5日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた24戦目は、牝馬限定のハンデJpn3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦3勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

6歳（2008年）

1月17日、中5週で迎えた25戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。