アトミックタイム（2000年生、母ラブキャリー）

アトミックタイム（2000年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のコノミテイオー（当時9歳）と交配したラブキャリーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は木稲牧場。戦績は、地方11戦3勝2着2回。2002年の登別スパランド特別(アラ系2歳)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木稲安則から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、北海道馬主会によって211.05万円で落札された。

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

5月6日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた2戦目は、秋山剛騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビミョウからハナ差の2着となった。

6月12日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で秋山剛騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイヘイゲンから5馬身差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で秋山剛騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノルーチェに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月4日、連闘で迎えた5戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた6戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の北海道馬主会会長賞（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のツルギビックワンに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

8月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、2歳オープンの月光特別（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンの登別スパランド特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターロイヤルに2馬身の差をつけて3勝目を収める

9月16日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンの鳳凰賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2003年）

11月1日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から46kg増やして迎えた11戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。