ガラパゴス（2019年生、母トウカイファイン）

Galapagos

2019.05.27

ガラパゴス（2019年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ガラパゴス諸島より」。毛色は栗毛。種牡馬のミッキーアイル（当時8歳）と交配したトウカイファインが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は碧雲牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、碧雲牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、カナヤマホールディングスによって2,750万円で落札された。

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月25日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3歳（2022年）

6月26日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

7月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のドンシャークを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

11月20日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの大須特別（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤岡康太騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイショウゲキリンにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤岡康太騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2023年）

1月22日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤岡康太騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラスの秋吉台特別（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤岡康太騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のサムハンターに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2024年）

1月7日、約11か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤岡康太騎手（8戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線に入ると、前で粘るカセノミオを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って久方ぶりの実戦を制した。

1月27日、中2週で迎えた10戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの銀蹄ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、5着に終わった。

3月17日、中6週で迎えた11戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの鳴門ステークス（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。