キタサンデンカ（1992年生、母キタサンクイン）
Kitasan Denka
1992.03.10
キタサンデンカ（1992年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のニチドウアラシ（当時16歳）と交配したキタサンクインが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、中央平地8戦0勝、地方46戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は1997年の一般C1。
経歴
デビュー前
嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1995年）
1月28日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。
2月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
3月11日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。
4月29日、中6週で迎えた4戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。
5月14日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。
6月11日、中3週で迎えた6戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。
6月25日、中1週で迎えた7戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着を確保した。
7月1日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧之瀬幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。
12月18日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウロビンから1馬身差の2着に敗北した。
4歳（1996年）
1月15日、中3週で迎えた10戦目は、5歳（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノマツカゼに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
4月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、小笠原義巳騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小笠原義巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターマイウェイに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
5月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小笠原義巳騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒャクマンバリキからアタマ差の2着に甘んじた。
5月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小笠原義巳騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドノボルをクビ差制して3勝目を収める
6月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小笠原義巳騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のハワイアンエルフをクビ差制して優勝
6月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小笠原義巳騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月29日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた17戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、グローイングトロフィー（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月21日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小笠原義巳騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒラカクインから1馬身半差の2着に敗北した。
8月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小笠原義巳騎手（7戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケデンアローから1馬身半差の2着となった。
8月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小笠原義巳騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小笠原義巳騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小笠原義巳騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントマーブルからハナ差の2着に甘んじた。
9月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小笠原義巳騎手（11戦3勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤコプリンスに1馬身の差をつけて5勝目をゲットした。
10月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小笠原義巳騎手（12戦4勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月28日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小笠原義巳騎手（13戦4勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小笠原義巳騎手（14戦4勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。
5歳（1997年）
1月7日、中7週で迎えた27戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロングファルコンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
4月12日、約3か月の休み明けで迎えた28戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般B（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた29戦目は、佐々木亜紀騎手を鞍上に迎えて、岩手日報杯（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月15日、約4か月半の休養明けで迎えた30戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月10日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた32戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月20日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6歳（1998年）
1月9日、中2週で迎えた38戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホッカイウラノスから2馬身差の2着となった。
4月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた39戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッピーシンから1馬身差の2着となった。
4月20日、中1週で迎えた40戦目は、荒川特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月5日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月25日、中2週で迎えた42戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（11戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月1日、連闘で迎えた43戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（13戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月12日、中1週で迎えた46戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシアトルプリンスをアタマ差制して久方ぶりに美酒を浴びた。
7月27日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤雅彦騎手（4戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月2日、連闘で迎えた48戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（14戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた49戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月20日、中4週で迎えた50戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（15戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月1日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた51戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（16戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた52戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（17戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月14日、中3週で迎えた53戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月30日、中1週で迎えた54戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。