ヒロノサンサン（2012年生、母サンライトプリティ）

ヒロノサンサン（2012年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋光がふりそそぐ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時17歳）と交配したサンライトプリティが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）グラストレーニングセンター。戦績は、中央平地2戦0勝、地方18戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2016年のタチバナ特別(一般C3-1)。

経歴

デビュー前

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

5月16日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は492kg。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず18着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた3戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の夜さ恋フェスティバル特別（高知ダート800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマツリダカーニバルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月1日、中1週で迎えた4戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のストロベリーボスに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

8月22日、中2週で迎えた5戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の栴檀特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

4歳（2016年）

1月31日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、ストーンテールに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月26日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、ローゼンホーマ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮戦したが、勝ったヤマニンジェルブに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月2日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のバーニングヒーローを半馬身振り切って3勝目を獲得した。

4月9日、連闘で迎えた12戦目は、徳ちゃん和ちゃん特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヴィクトリーノヴァにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4月16日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のヴァイスフェッターを3/4馬身振り切ってファンの支持に応えた。

5月7日、中2週で迎えた14戦目は、共にがんばろう特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた15戦目は、コシアブラ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた16戦目は、タチバナ特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のアトラスパワーをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

7月2日、中3週で迎えた17戦目は、アイコでしょ!!特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐原秀泰騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐原秀泰騎手（12戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたオレンジウォーク決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月6日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐原秀泰騎手（13戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったエスケイティアラに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐原秀泰騎手（14戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったクロフネエアロールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。