オクタヴィウス（2015年生、母オオトリヘプバーン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、幌村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、高橋貴士によって864万円で落札された。

2歳（2017年）

10月8日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヴェルトゥアルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中2週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

3歳（2018年）

4月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

5月16日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のエスティブレイドに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月22日、中9週で迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

8月29日、中4週で迎えた7戦目は、レダ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったハイブログに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、アーバンステージ師走賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4歳（2019年）

1月27日、中7週で迎えた9戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

5月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、「まるまるひがしにほん」オープン賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

5月13日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、開成町阿波おどり特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヨアソビを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて優勝

5月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、青葉特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

6月17日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、船橋競馬場クリーン大作戦記念（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

6月27日、中0週で迎えた14戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ロマンティックナイト賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた15戦目は、夏休み特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のスタミナで懸命に走り抜いたが、勝ったウインブロンクスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月15日、中2週で迎えた16戦目は、一般B2七 B3五（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ステイサウンドに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月22日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、いのうえのぞみ一日カメラマン記念（川崎ダート2000m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた18戦目は、梅の宴特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた19戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アデュー2019賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

5歳（2020年）

1月17日、中2週で迎えた20戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、初春特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、伸びてきたアノマリー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

1月29日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、猛虎特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

2月20日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた22戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、復活!巾着田曼珠沙華賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

3月5日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた23戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、大和撫子特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた24戦目は、春光特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

6月24日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた25戦目は、ボンネビルレコード賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた26戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、織姫賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた27戦目は、柿の木坂賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（8戦1勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた28戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、送り火賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた29戦目は、永代橋賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた30戦目は、日吉坂賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月7日、中2週で迎えた31戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、netkeiba.com賞（大井ダート1400m 雨/良）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

2022年4月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。