スターオブペガサス（2006年生、母トキメキ）

スターオブペガサス（2006年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時20歳）と交配したトキメキが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は船越伸也。戦績は、地方41戦3勝2着3回。2008年の九州ジュニアチャンピオン(KJ1)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越伸也から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、広松金年によって210万円で落札された。

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2008年）

7月5日、デビュー戦は真島正徳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は455kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したギオンゴールドを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月12日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタソガレノビギーンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中5週で迎えた3戦目は、2歳KJ1の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3歳（2009年）

1月23日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、モエレプロポーズに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月16日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

7月31日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳戦の西瓜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の柏尾川特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

9月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスマートベールに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた12戦目は、北海道賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で真島大輔騎手（9戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた14戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

11月23日、中0週で迎えた15戦目は、落葉特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンワードナビに1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

12月11日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、船橋ファイナル2009（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2010年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた17戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、初夢特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

1月15日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた18戦目は、初富特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた19戦目は、探梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、雪割草特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月24日、中5週で迎えた21戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、桜草特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた22戦目は、清明特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

5月7日、中2週で迎えた23戦目は、鍾馗盃（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた24戦目は、薫風特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

6月25日、中3週で迎えた25戦目は、宵待草特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた26戦目は、荒川区特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月4日、中2週で迎えた27戦目は、芙蓉特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた28戦目は、港区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

8月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、晩夏特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（7戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月17日、中2週で迎えた30戦目は、三宅島帰島5周年記念特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた31戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、くじら座特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したダイワデュークを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

11月8日、中4週で迎えた32戦目は、オフト大郷賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でA.ムンロ騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた33戦目は、一般B3四 C1三（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でA.ムンロ騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

12月31日、中3週で迎えた34戦目は、カウントダウン2011賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でA.ムンロ騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では全く伸びず14着に終わった。

5歳（2011年）

1月6日、連闘で迎えた35戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、福寿草特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた36戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

2月4日、中0週で迎えた37戦目は、高野毅騎手を鞍上に迎えて、立春特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月13日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた38戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（9戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた39戦目は、TWINKLE LIVE賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（10戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた40戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

9月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた41戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。