マルブツヘイロー（2001年生、母ベリースウイート）

マルブツヘイロー（2001年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時14歳）と交配したベリースウイートが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方28戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上C4二。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

11月16日、デビュー戦はO.ペリエ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた3戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

3歳（2004年）

1月17日、中3週で迎えた4戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

1月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

8月28日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

9月29日、中4週で迎えた7戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマイヤ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッツサーパスから3/4馬身差の2着となった。

11月12日、中5週で馬体重を前走から31kg増やして迎えた8戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月24日、中5週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた9戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメルシーストリームから半馬身差の2着となった。

4歳（2005年）

1月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタイガートシイエーに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月29日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた12戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 小雪/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

5歳（2006年）

1月2日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた13戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C8二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D1三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月1日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C8二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセトノフラッシュを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

2月14日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のカムトゥルーを半馬身振り切って2勝目を獲得した。

3月2日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上C7二（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルサンプリティを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

3月28日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた19戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C5二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャープブローを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

5月3日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月13日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた23戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のマイネルオプティモをアタマ差振り切って4勝目を挙げた。

7月5日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

9月19日、中5週で迎えた27戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3二（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（9戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカシノモムチャンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

11月29日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（10戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（11戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた34戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

6歳（2007年）

1月10日、中0週で迎えた35戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた36戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（13戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。