ラッキーライズ（2019年生、母パーカーズミル）

ラッキーライズ（2019年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のコパノリッキー（当時9歳）と交配したパーカーズミルが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田ファーム。2022年ののじぎく賞(牝地方重賞)で3着に入った他、2022年の兵庫クイーンセレクション(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、土田ファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉岡寛行によって660万円で落札された。

栗林徹治厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2021年）

6月24日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は469kg。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。

7月29日、中4週で迎えた2戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、メイプルシスターに3/4馬身交わされて2着となった。

8月25日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエイシンヌウシペツに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

9月23日、中3週で迎えた4戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月14日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の兵庫若駒賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月17日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

3歳（2022年）

1月20日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の兵庫クイーンセレクション（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月10日、中6週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の兵庫ユースカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月15日、中4週で迎えた11戦目は、3歳A B（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた12戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月12日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

8月3日、中6週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は田中学騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワンダークラッシーを別次元の末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目をつかんだ。

9月2日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったマッチョサスポに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月28日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったマッチョサスポに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月19日、中2週で迎えた17戦目は、京都畜産特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

4歳（2023年）

5月12日、約5か月半の休養明けで迎えた20戦目は、マリーゴールド賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月3日、中6週で迎えた21戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、さくらんぼ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた22戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、七夜月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月23日、中3週で迎えた23戦目は、カノープス賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月13日、中2週で迎えた24戦目は、川崎競輪☆郡司浩平選手応援しま賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた25戦目は、やまなし甲州賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた26戦目は、「ご縁の国しまね」特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。