メイショウアカドウ（2007年生、母オオシマパンジー）

メイショウアカドウ（2007年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋赤胴鈴之助より」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時13歳）と交配したオオシマパンジーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方15戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上C1-5。

経歴

デビュー前

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

7月25日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず最後はファルセットコードと並んで12着同着となった。

8月21日、中3週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

10月16日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 23（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月31日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた5戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシルクレイズに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月7日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったローレルベオウルフに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったビカムアヒーローに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月27日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシゲルキチョウに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモエポックを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月26日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦2勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のビバアンアンに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2011年）

1月5日、中0週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のケンドジュウライに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

1月29日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り4着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 小雪/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドントキリシマに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月6日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のチンザンに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月24日、中6週で迎えた15戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦6勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したオペラサウンドに半馬身届かず2着に敗北した。

5月29日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカシノビヨンセを鮮烈な末脚でアタマ差だけ差し切って1番人気に応えた。

6月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトーホクマッチョに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。