ショウナンラルク（1997年生、母Cherokee Avenue）

ショウナンラルク（1997年2月28日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のCarr de Naskra（当時16歳）と交配したCherokee Avenueが5歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地23戦2勝2着3回、地方6戦0勝2着1回。2000年のジュニアカップ(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

10月16日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったギャラクシーウインに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のマルターズスパーブを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のエイシンバンドオーに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳G1の朝日杯3歳ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦2勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2000年）

1月6日、中3週で迎えた5戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、トーヨーデヘアに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月6日、中3週で迎えた6戦目は、3歳G3の共同通信杯4歳ステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

8月5日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の袖ケ浦特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（7戦2勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた9戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の秋分特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったフェザンツフェザーにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳G3のユニコーンステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（8戦2勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のいわき特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の河口湖特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（9戦2勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（10戦2勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（11戦2勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

4歳（2001年）

1月13日、中5週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の初凪賞（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（12戦2勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下のテレビ埼玉杯（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（13戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

7月1日、約4か月半の休み明けで迎えた17戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉田豊騎手（14戦2勝）。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（15戦2勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

10月6日、中3週で迎えた21戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の小千谷特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の芦ノ湖特別（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（16戦2勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（17戦2勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

5歳（2002年）

1月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた25戦目は、バレンタインスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアイダイアナからアタマ差の2着となった。

2月25日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の如月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた27戦目は、春日特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野崎武司騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。14着に敗れた。

7月26日、約4か月半の休み明けで迎えた28戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の綺羅星特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた29戦目は、ふるさと特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。