ウイニングテンザン（1996年生、母サンピューマ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高村唯三から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、小塚宏憲によって630万円で落札された。

2歳（1998年）

10月21日、デビュー戦は次井武史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 雨/稍重）に出走。馬体重は502kg。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったコマサをアタマ差捉え切れず2着に甘んじた。

11月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で次井武史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のフジノダイマオーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月22日、中1週で迎えた3戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のオグリシュナイダーをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したジェイエムルマンを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3歳（1999年）

4月25日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は次井武史騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で次井武史騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月15日、中4週で迎えた13戦目は、中村剛士騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の奥飛騨特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた15戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は中村剛士騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた16戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は安藤勝己騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマルカコマンダーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったシンワナンバーワンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

1月11日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、堺克敏騎手を鞍上に迎えて、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた19戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ト（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、伸びてきたイエロースター決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月23日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2ト（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中村剛士騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2チ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村剛士騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマーチウォークに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月2日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2チ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村剛士騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2リ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルタカショウプを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って久々に勝利を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた24戦目は、屋形船特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月19日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中村剛士騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中村剛士騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のダンスレディをハナ差振り切って4勝目をマークした。

9月10日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は中村剛士騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

11月9日、中8週で迎えた31戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた32戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（12戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したベルグッドマンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

12月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったベアーザパームに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2001年）

1月9日、中0週で迎えた35戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリスタルグレイスを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。

2月12日、中4週で迎えた36戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高木健騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したヤセイランにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月30日、中8週で迎えた38戦目は、一般B（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた39戦目は、一般B（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったワカサマに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月31日、中1週で迎えた40戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた41戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた42戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた43戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高木健騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた44戦目は、一般B2（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は仙道光男騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。