タカヤマナイス（1998年生、母コマツスキー）

タカヤマナイス（1998年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のナイスフレンド（当時7歳）と交配したコマツスキーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高伸牧場。戦績は、地方38戦12勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の中町けやき特別(アラ系3歳以上ハンデ)。

経歴

デビュー前

中塚猛厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2000年）

12月5日、デビュー戦は玉垣光章騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシマノダイオーから3馬身半差の2着となった。

12月29日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳F5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉垣光章騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2001年）

1月9日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳F5（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で玉垣光章騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F6（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のカンザキオーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月14日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳F4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のボナンザーアピールに1馬身3/4の差をつけて2勝目を奪取した。

3月6日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳F2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳F2（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のボナンザーアピールに半馬身の差をつけて制した。

5月16日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のトシノブルショワに1馬身3/4の差をつけて勝利をモノにする

5月29日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（6戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、グリーンエコー笠形特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（7戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトーエイミネフジに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月10日、中3週で迎えた12戦目は、浜坂町麒麟獅子特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小牧太騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のノースタイヨウをハナ差制して勝利を手に入れた。

8月7日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、アラ系3歳以上A3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小牧太騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のビューテフルニセイに1馬身の差をつけて7勝目を手にした。

8月22日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で小牧太騎手（10戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョージサンキュウからハナ差の2着に甘んじた。

9月13日、中2週で迎えた15戦目は、洲本ポン太特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小牧太騎手（11戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小牧太騎手（12戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた17戦目は、3歳オープンの姫山菊花賞（姫路ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で小牧太騎手（13戦7勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた18戦目は、春日局特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で小牧太騎手（14戦7勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2002年）

5月28日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた19戦目は、やしろつつじ特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は玉垣光章騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で玉垣光章騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラブリールビーに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月9日、中2週で迎えた21戦目は、錦鯉の町やぶ特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉垣光章騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたパールウインク決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

8月8日、中3週で迎えた22戦目は、山東町よふど温泉特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で玉垣光章騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

8月16日、連闘で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上A1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユウターエルシーを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

9月10日、中3週で迎えた24戦目は、関宮町氷ノ山・鉢伏山紅葉特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（16戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユウターエルシーに2馬身半の差をつけて制した。

10月8日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の丹波立杭焼陶器まつり特別（園田ダート1870m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は玉垣光章騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた26戦目は、ふれあいの里上月特別（姫路ダート1500m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小牧太騎手（17戦9勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の中町けやき特別（姫路ダート1500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は玉垣光章騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスーパーチャレンジを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利数を11に伸ばす

12月10日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の東浦町子午線最南端特別（園田ダート1870m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で玉垣光章騎手（9戦2勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタカライデン決め手に屈してアタマ差の2着となった。

5歳（2003年）

1月3日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦でオープンの新春賞（園田ダート1870m 雨/重）に53.5kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で玉垣光章騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

2月6日、中4週で迎えた30戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で玉垣光章騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい6着に敗れた。

4月11日、中8週で迎えた31戦目は、大中あじわい牛特別（園田ダート1700m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で玉垣光章騎手（12戦2勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた32戦目は、西淡町慶野松原特別（園田ダート1700m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で玉垣光章騎手（13戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた33戦目は、グリーンベル青垣特別（園田ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で玉垣光章騎手（14戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた34戦目は、但東シルク温泉特別（園田ダート1870m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で玉垣光章騎手（15戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた35戦目は、ハンデ戦のアラ系3歳以上（園田ダート1870m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で玉垣光章騎手（16戦2勝）。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に終わった。

7月29日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた36戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、江津湖スプリンター特別（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーハヤカゼに2馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

9月3日、中4週で迎えた37戦目は、菊池川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた38戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。