トーセンプラチナ（2009年生、母トーセンサファイア）
Tosen Platina
2009.03.16
トーセンプラチナ（2009年3月16日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋白金」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時12歳）と交配したトーセンサファイアが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）エスティファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害20戦1勝、地方20戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は2013年の障害3歳以上未勝利。
経歴
デビュー前
菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2011年）
8月20日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。
9月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。
10月15日、中3週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。
11月19日、中4週で迎えた4戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。
12月27日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエーシンデュエットに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
3歳（2012年）
1月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、オグリアミーガに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
1月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ディアヴィラージュにクビ差交わされて2着に甘んじた。
2月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ビゼーヒルに半馬身交わされて2着に敗北した。
2月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き3着に敗れた。
3月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ブラボークリチャンに交わされて2馬身半差の2着に敗れた。
4月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ビゼーヒルに半馬身交わされて2着に敗北した。
4月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイチリヅカに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。
5月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の金華山特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のビゼーヒルに4馬身の差をつけてファンの支持に応えた。
7月4日、中7週で迎えた14戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のポッドマックスを半馬身振り切って断然の支持に応えた。
7月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、ビナホークに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
7月25日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。
8月3日、連闘で迎えた17戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。
10月9日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。
11月6日、中3週で迎えた19戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。
11月19日、中1週で迎えた20戦目は、國分祐仁騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、ウィンディラヴにハナ差交わされて2着に甘んじた。
12月10日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
12月25日、中1週で迎えた22戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、冬休み特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。
4歳（2013年）
2月12日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般C2七八（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は國分祐仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。
3月20日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2九十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。
6月30日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月21日、中2週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。
8月18日、中3週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。
9月7日、中2週で迎えた28戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のラインミッシェルに9馬身の差をつけて5勝目をゲットした。
10月12日、中4週で迎えた29戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月2日、中2週で迎えた30戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に沈んだ。
11月16日、中1週で迎えた31戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳（2014年）
1月11日、中7週で迎えた32戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。
1月25日、中1週で迎えた33戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月8日、中5週で迎えた34戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月30日、中2週で迎えた35戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。12着に敗れた。
4月12日、中1週で迎えた36戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月17日、中4週で迎えた37戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月25日、約5か月半の休み明けで迎えた38戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた39戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月30日、中2週で迎えた40戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
6歳（2015年）
1月10日、中5週で迎えた41戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。
1月24日、中1週で迎えた42戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。
4月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 雨/稍重）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月16日、中4週で迎えた44戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。
7月4日、中6週で迎えた45戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。