リョウタスペシャル（2020年生、母オールオールオール）
Ryota Special
2020.05.25
リョウタスペシャル（2020年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時17歳）と交配したオールオールオールが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。主な勝ち鞍は2022年の日高町プチプチ!いくら賞。
経歴
デビュー前
1歳のとき、高昭牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、トーケンサービスによって902万円で落札された。
佐々木国明厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2022年）
6月15日、デビュー戦は亀井洋司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。
6月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったパープルゴールドに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
7月19日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったパクスロマーナに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。
8月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のびらとり温泉美味い宿ゆから賞（門別ダート1100m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
9月8日、中4週で迎えた5戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
9月22日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の日高町プチプチ!いくら賞（門別ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブリックロードを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
10月18日、中3週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビナダラットに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。
11月23日、中4週で迎えた8戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。
12月15日、中2週で迎えた9戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの川崎ジュニアオープン（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。
12月22日、連闘で迎えた10戦目は、2歳戦の若潮特別（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。
3歳（2023年）
5月29日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。
6月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の三光鳥特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したノンリミタシオンを差し切れず、1馬身差の2着となった。
6月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の雛芥子特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
7月17日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。
8月10日、中2週で迎えた15戦目は、染色月特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
8月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。
9月19日、中2週で迎えた17戦目は、四尺玉!こうのす花火大会賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のサルセルを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。
10月20日、中3週で迎えた18戦目は、鰯雲特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。
11月24日、中4週で迎えた19戦目は、射手座特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。
4歳（2024年）
3月28日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、春陽特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着を確保した。
4月17日、中2週で迎えた21戦目は、フリージア特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で及川烈騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。
5月24日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、鈴蘭特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で及川烈騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。
5月31日、連闘で馬体重を前走から5kg戻して迎えた23戦目は、荷風特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で及川烈騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るホシノスナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
デビュー前
1歳のとき、高昭牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、トーケンサービスによって902万円で落札された。
小澤宏次厩舎（浦和）へ入厩。
6月28日、中3週で迎えた24戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、館山特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。
11月22日、約5か月の休養明けで迎えた25戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、長野県畜産会長賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。
12月25日、中4週で迎えた26戦目は、シクラメン特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。
5歳（2025年）
1月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3四（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
2月6日、中3週で迎えた28戦目は、アークトゥルス賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福原杏騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるように急駛したが、ロイヤルザップにクビ差交わされて2着に惜敗した。
2月26日、中2週で迎えた29戦目は、春の月特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で福原杏騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、ロイヤルザップに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
3月20日、中2週で迎えた30戦目は、春分の日特別（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で福原杏騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったシンメルーブスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
4月22日、中4週で迎えた31戦目は、夜桜特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で福原杏騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のロイヤルザップに1馬身の差をつけて1番人気に応えた。
5月13日、中2週で迎えた32戦目は、アルデバラン賞（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で福原杏騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。
5月27日、中1週で迎えた33戦目は、水芭蕉特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で福原杏騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったマインドユアミモザにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。
6月26日、中3週で迎えた34戦目は、武甲山特別（浦和ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で福原杏騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のロックフレイバーを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
10月30日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた35戦目は、ハンデ戦の神無月特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で福原杏騎手（10戦2勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。
11月28日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の安全・あんしん信州プレミアム牛肉賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で福原杏騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ブレイジングヒートに3/4馬身交わされて2着に敗北した。