ロゼカラー（1993年生、母ローザネイ）
Rose Colour
1993.02.15
ロゼカラー（1993年2月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のShirley Heights（当時18歳）と交配したローザネイが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦2勝2着1回。1995年のデイリー杯3歳ステークス(G2)に勝利した他、1996年の秋華賞(牝G1)で3着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のローザネイは海外8戦1勝。祖母のRiviere Doreeは海外4戦2勝。曾祖母のRiverqueenは海外G1・3勝（仏国芝[3勝]）。父のShirley Heightsは海外G1・2勝（愛国芝,英国芝）。
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Fairway＝Pharos | 6*6×6*6*7 | 7.03% |
| 牡 | Nasrullah | 4×5 | 9.37% |
| 牡 | Princequillo | 4×5 | 9.37% |
| 牡 | Nearco | 5×5*6*7 | 8.59% |
| 牡 | Blenheim | 6×7*7 | 3.12% |
| 牡 | Djebel | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Hyperion | 6×6*7 | 3.9% |
| 牡 | Gainsborough | 7*7×7*7 | 3.12% |
| 牡S | Blandford | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Hurry On | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Discovery | 6*7 | 2.34% |
| 牝 | Lady Josephine | 7×7 | 1.56% |
| 牝S | Malva | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ミルリーフ系
- ファミリーナンバー
- 1-w
レース成績
経歴
デビュー前
橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1995年）
10月8日、デビュー戦は植野貴也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のエスパスに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。
10月21日、中1週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳G2のデイリー杯3歳ステークス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスキーミュージックをクビ差振り切って重賞初挑戦初制覇を達成した。
12月3日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定2歳G1の阪神3歳牝馬ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。
3歳（1996年）
1月14日、中5週で迎えた4戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったゼネラリストに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
3月2日、中6週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G3のチューリップ賞（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
5月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（4戦1勝）。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入った。
10月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定3歳G1の秋華賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田伸二騎手（5戦1勝）。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では稲妻のような末脚を発揮し、3着に入った。
11月10日、中2週で迎えた8戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G1のエリザベス女王杯（京都芝2200m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に敗れた。