マツクスフリート（1987年生、母ヒカリホマレ）

マツクスフリート（1987年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時22歳）と交配したヒカリホマレが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヒカル牧場。戦績は、地方23戦15勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年の全日本サラブレッドカップ。

経歴

デビュー前

荒川友司厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1989年）

6月14日、デビュー戦は井上孝彦騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスエムグレートから2馬身半差の2着に敗北した。

7月24日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上孝彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月3日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上孝彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイイットーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上孝彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のベンテンプツシヤーに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上孝彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスアヤナヒロに6馬身の差をつけて3勝目を手にした。

12月13日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦のプリンセス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上孝彦騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったベンテンプツシヤーから半馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中1週で迎えた7戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のジュニアグランプリ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエスエムグレートに2馬身の差をつけて制した。

3歳（1990年）

1月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のラフイアンボーイに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月14日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の四才牝馬特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリキャップに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイイチバンに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月1日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラフイアンボーイに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月26日、中3週で迎えた12戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤勝己騎手（5戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトタイカンに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月6日、中5週で迎えた13戦目は、3歳戦の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で安藤勝己騎手（6戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスエムグレートからクビ差の2着に甘んじた。

7月8日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦の岐阜王冠賞（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤勝己騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスクープマンに1馬身の差をつけて制した。

9月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、ゴールド争覇（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で安藤勝己騎手（8戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダープリンスに半馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

10月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のターフチャンピオンシップ（中京(地)芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は10戦連続で安藤勝己騎手（9戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた17戦目は、東海菊花賞（名古屋ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で安藤勝己騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスクープマンに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月23日、中2週で迎えた18戦目は、全日本サラブレッドカップ（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で安藤勝己騎手（11戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のビゼンマサルに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月30日、中4週で迎えた19戦目は、東海ゴールドカップ（笠松ダート2500m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で安藤勝己騎手（12戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタイプスワローに5馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

4歳（1991年）

4月3日、約3か月の休養明けで迎えた20戦目は、帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で安藤勝己騎手（13戦11勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月2日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上孝彦騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた22戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（14戦11勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のロングニュートリノに3/4馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

11月24日、中4週で迎えた23戦目は、全日本サラブレッドカップ（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（15戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。