マルヨシャオロン（2008年生、母ミノリカーリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、静内白井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

川西毅厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2010年）

8月27日、デビュー戦は阪野学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月21日、中7週で迎えた2戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の名古屋2歳牝馬（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイセイサファイアに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦のキング（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサカジロタイヨーを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

3歳（2011年）

3月29日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップストロベリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップパパイヤ賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦の若鷲特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、3着に入った。

6月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップキウイ賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のユウージラソーレをハナ差振り切って雨下の戦いを制した。

4歳（2012年）

2月6日、約8か月半の休み明けで迎えた8戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は阪野学騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビットオブラックを途轍もない末脚でクビ差だけ差し切って断トツ人気に応えた。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、慎吾☆夏希結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったファルスターに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた11戦目は、三好遥香ちゃん誕生日おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は阪野学騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヘイハチダーリンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月11日、中2週で迎えた12戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシャビイシックに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月18日、連闘で迎えた13戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（7戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のライブリユラナスに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したハハノアジツケにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（8戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプレミアムミユキに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月22日、中4週で迎えた16戦目は、あさがお特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセーヌドパリを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切ってファンの高評価に応えた。

7月20日、中1週で迎えた18戦目は、はまゆう特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（10戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコーリンヴァレロを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って断トツの支持に応えた。

8月6日、中1週で迎えた19戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、第1戦桶狭間の戦い（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月21日、中6週で迎えた20戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（11戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のマリブビーチに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。