フジノマーベル（1994年生、母クウインエルマー）

フジノマーベル（1994年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のビソウエルシド（当時9歳）と交配したクウインエルマーが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は川島正広。戦績は、地方19戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

岡田利一厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（1996年）

8月29日、デビュー戦は長倉功騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は483kg。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた2戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミエインターからアタマ差の2着に甘んじた。

11月26日、中5週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のオオミレークに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月11日、中1週で迎えた6戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1997年）

1月3日、中2週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーワンからクビ差の2着に甘んじた。

1月16日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングメドウから2馬身差の2着に敗北した。

2月7日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のランディングケイに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

4月11日、中8週で迎えた10戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタッカーヒットに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若葉賞（園田ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた13戦目は、すずらん（園田ダート1630m 雨/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイムイチフジから1馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクザンゼットからクビ差の2着に惜敗した。

8月19日、中8週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1998年）

3月5日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、日本のへそ西脇特別（姫路ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1999年）

4月9日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた18戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた19戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテンマチカラをハナ差制して久々に美酒を浴びた。