セトノチェーサー（2013年生、母セトノレンブランサ）

セトノチェーサー（2013年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋追いかける」。毛色は芦毛。種牡馬のキャプテントゥーレ（当時8歳）と交配したセトノレンブランサが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二。戦績は、中央平地2戦0勝、地方37戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2016年の由貴ちゃん誕生日特別(一般C2ロ C3ニ)。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

10月18日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

12月5日、中6週で迎えた2戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

3歳（2016年）

2月4日、中8週で迎えた3戦目は、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた4戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、岡山県ももたろう特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた5戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の中津ゼミ修了記念特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさらば佐竹小夜子特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた7戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったフェアリーバズに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月24日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の陸都2才誕生日特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のさえずり特別（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったナガラスマイルに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の鮎特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は西山裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の土佐鷹なす特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の土佐和紙特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の土佐ジロー特別（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた17戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトウカイフェイトに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月2日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた19戦目は、広島県もみじ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた20戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のトウカイソンジュをクビ差振り切って2勝目をマークした。

11月6日、連闘で迎えた21戦目は、ポインセチア特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた22戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、リワードデュランに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた23戦目は、きとうせ特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したサンタレジーナを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月11日、連闘で迎えた24戦目は、由貴ちゃん誕生日特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（5戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のゴールドタイザンに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月31日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

4歳（2017年）

1月7日、連闘で迎えた26戦目は、山北みかんケーキ特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（7戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、セイユウパワーに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月22日、中1週で迎えた27戦目は、頑張れモッティ特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

1月29日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた29戦目は、愛桃特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた30戦目は、土佐かまぼこ特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で倉兼育康騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉兼育康騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた32戦目は、0勝目記念特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で倉兼育康騎手（13戦2勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい5着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた33戦目は、賢太・葵祝結婚特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で倉兼育康騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように急駛したが、ピュアモトヒメに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月6日、中3週で迎えた34戦目は、土佐茶特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉兼育康騎手（15戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた35戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、イサキ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた36戦目は、祝3016勝達成特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7月29日、中5週で迎えた37戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、ところてん特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた38戦目は、夢の高知競馬特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（16戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた39戦目は、土佐漆喰特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（17戦2勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。