リボーンヴィグラス（2018年生、母ナイスサンフラワー）

Reborn Vigorous

2018.03.05

リボーンヴィグラス（2018年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したナイスサンフラワーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は赤石牧場。主な勝ち鞍は2022年の一般C3六七。

経歴

デビュー前

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2021年）

9月13日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は487kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったオオサンバシに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったピースフルプライドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2022年）

7月4日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のパワポケロワージを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月2日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、桔梗賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミッキーレジェンドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月28日、中3週で迎えた6戦目は、風船葛賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のトキノレーヴをアタマ差振り切って断然人気に応えた。

9月14日、中1週で迎えた7戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディアサンダーに7馬身の差をつけて3勝目をマークした。

10月12日、中3週で迎えた8戦目は、ヤングジョッキーズTR川崎 第2戦（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干速いペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のシンキングポケットに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月9日、中3週で迎えた9戦目は、七変化賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。