ハクツルキング（1989年生、母プロピライア）

ハクツルキング（1989年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオーバーレインボー（当時12歳）と交配したプロピライアが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方32戦13勝2着6回。主な勝ち鞍は1993年の中央競馬騎手招待(B1)。

経歴

デビュー前

近藤襄厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1991年）

6月17日、デビュー戦は吉井敏雄騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノジョオウから半馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノジョオウから半馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中3週で迎えた3戦目は、勝田浩騎手を鞍上に迎えて、3歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた4戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったテルノライトから1馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノライトに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオヤベエースに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月24日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の若駒賞（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦2勝）。4頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードメルヘンに2馬身の差をつけて3勝目を手にした。

10月27日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオヤベエースに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミレインボウに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスパークオーから1馬身半差の2着に敗北した。

12月16日、中2週で迎えた11戦目は、2歳戦の3歳優駿（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（7戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオヤベエースから7馬身差の2着に敗北した。

3歳（1992年）

4月13日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上B2-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で中川雅之騎手（8戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオヤベエースから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で中川雅之騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルミフォードに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月11日、中1週で迎えた14戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中川雅之騎手（10戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた15戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で中川雅之騎手（11戦6勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で中川雅之騎手（12戦6勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた17戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1993年）

4月25日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカリズミーに2馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。

5月10日、中1週で迎えた19戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のヨウメイプリンスに半馬身の差をつけて制した。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた21戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のジャストイメージに3/4馬身の差をつけて9勝目を奪取した。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、宮本一美騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のナカトップローマンに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月4日、中1週で迎えた23戦目は、オリオン特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮本一美騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のインターラッキーに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月19日、中1週で迎えた24戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮本一美騎手（2戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のアルボーゲに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月14日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた25戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮本一美騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のゼネラルカイザーに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月26日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた26戦目は、白山大賞典（金沢ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮本一美騎手（4戦4勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた27戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた28戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮本一美騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた29戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた30戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、あすなろ賞（金沢ダート2100m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた31戦目は、中日杯（金沢ダート2300m 曇/不良）に出走。鞍上は山下誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1994年）

1月6日、中2週で迎えた32戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は宮本一美騎手（6戦4勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月30日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた33戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、箱根ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた34戦目は、欅ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた35戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、札幌日経オープン（札幌芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。