クリールファイター（1992年生、母タウラス）

クリールファイター（1992年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のミュゲロワイヤル（当時7歳）と交配したタウラスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害1戦0勝、地方12戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の大晦日特別(一般B2)。

経歴

デビュー前

石栗龍雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

10月14日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は522kg。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいいところがなく16着に終わった。

10月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた3戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた4戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

4歳（1996年）

2月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

6月15日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

8月15日、中6週で迎えた8戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（新潟(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアクションマイラーに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月31日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオギコルベットに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

9月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコウチナグルに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月11日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森川一二三騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキタサンホクトに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森川一二三騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアッキーオーをアタマ差制して怒涛の5連勝を決めた。

11月27日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で森川一二三騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオギコルベットに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森川一二三騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオギコルベットに半馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

12月31日、中2週で迎えた15戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、大晦日特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポーサルタンに3馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

5歳（1997年）

4月3日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般B2ロ（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（7戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた17戦目は、上越特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（8戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月2日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（9戦7勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（1998年）

1月2日、中8週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森川一二三騎手（10戦7勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウワハッピーから3/4馬身差の2着となった。