マルケイヘイロー（2017年生、母ヤマノカントリー）

マルケイヘイロー（2017年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時22歳）と交配したヤマノカントリーが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は三石ファーム。2020年のスプリングカップ(地方重賞)で2着に入った他、2020年のスプリングカップ(M2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、熊谷清則によって324万円で落札された。

三野宮通厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2019年）

7月14日、デビュー戦は岩本怜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

12月15日、中3週で迎えた3戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、2歳C1二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

12月24日、連闘で迎えた4戦目は、2歳C1一（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のフアレフェケに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2020年）

1月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフォルローズに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳戦の奥州弥生賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったフレッチャビアンカに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月3日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のダイヤモンドカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

6月7日、中4週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の東北優駿（岩手ダービー）（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（6戦2勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のウイナーカップ（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岩本怜騎手（7戦2勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったエイシンナーサリーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のやまびこ賞（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（8戦2勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた13戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、カフジリブラに半馬身交わされて2着となった。

10月3日、中5週で迎えた14戦目は、南部杯カウントダウン9（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般B1四（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（11戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のペイシャルフェをハナ差振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

11月2日、中1週で迎えた16戦目は、カシオペア賞（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（12戦3勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた17戦目は、猊鼻渓の紅葉賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワタリエミネントに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月8日、中2週で迎えた18戦目は、寒椿特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岩本怜騎手（14戦4勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた19戦目は、熱血。そう言うコトだよ。（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で岩本怜騎手（15戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったモンサンフィエールに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。