セントノーザン（1989年生、母スマートダーリン）
Saint Northern
1989.04.20
セントノーザン（1989年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のTopsider（当時15歳）と交配したスマートダーリンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地23戦4勝2着2回、地方24戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は1994年の彦星賞(900万下)。
経歴
デビュー前
飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1992年）
1月6日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のメドウクリークに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。
1月26日、中2週で迎えた2戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の黒竹賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。
6月6日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったセンショウダッシュに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。
6月27日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（福島芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。
4歳（1993年）
3月21日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で水野貴広騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。
10月9日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、コクサイバーンズにハナ差交わされて2着となった。
10月31日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のアレジャポンに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。
11月28日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の芦ノ湖特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
5歳（1994年）
1月15日、中6週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は水野貴広騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルタカトウコウを上がり3位タイの末脚でクビ差だけ差し切って優勝
2月5日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の節分賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、5着を確保した。
2月19日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。
3月12日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（8戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。
3月27日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の勝浦特別（中山芝1600m 外回り 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で水野貴広騎手（9戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着を確保した。
5月7日、中5週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（4戦2勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。
5月21日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（10戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。
6月5日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（5戦2勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。
6月26日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は水野貴広騎手（11戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
7月10日、中1週で迎えた19戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の彦星賞（福島ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキタサンニシキに2馬身の差をつけて制した。
8月14日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、ハンデ戦の新潟日報賞（新潟芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は水野貴広騎手（12戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。
9月17日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた21戦目は、初風ステークス（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（13戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。
10月1日、中1週で迎えた22戦目は、オータムスプリントステークス（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（14戦1勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。
10月22日、中2週で迎えた23戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて17着に終わった。
12月20日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた24戦目は、佐々木洋一騎手を鞍上に迎えて、ブルージルコン賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。
6歳（1995年）
1月2日、中1週で迎えた25戦目は、ファーストドリーム賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオープンウォールから1馬身差の2着に敗北した。
1月29日、中3週で迎えた26戦目は、エレガンス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木洋一騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイルドウォーターから半馬身差の2着に敗北した。
3月4日、中4週で迎えた27戦目は、早春賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木洋一騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。
3月31日、中3週で迎えた28戦目は、ブラッドストーン賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木洋一騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。
9月23日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた29戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月21日、中1週で迎えた31戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤシロニジンオーからハナ差の2着となった。
11月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で三野宮通騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた33戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で三野宮通騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイネストキオから1馬身差の2着となった。
12月16日、中3週で迎えた34戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で三野宮通騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノイッセンから3/4馬身差の2着に敗北した。
7歳（1996年）
1月7日、中2週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で三野宮通騎手（6戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウシンルドルフに4馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。
4月13日、約3か月の休養明けで迎えた36戦目は、一般A（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で三野宮通騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月28日、中1週で迎えた37戦目は、一般A（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で三野宮通騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサカモトデュラブに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
5月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般A（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で三野宮通騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月9日、中3週で迎えた39戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、みちのく大賞典（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月23日、中1週で迎えた40戦目は、姫神賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は三野宮通騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月20日、中3週で迎えた41戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、早池峰賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
8歳（1997年）
4月12日、約9か月の休み明けで迎えた42戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般A（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノマストから1馬身半差の2着となった。
4月27日、中1週で迎えた43戦目は、一般A（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月24日、中3週で迎えた44戦目は、一般A（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月8日、中1週で迎えた45戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、姫神賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月5日、中3週で迎えた46戦目は、一般A（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
9歳（1998年）
1月11日、約6か月半の休養明けで迎えた47戦目は、一般B（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。