トーホクノホシ（2010年生、母スターグリッター）

トーホクノホシ（2010年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のレギュラーメンバー（当時13歳）と交配したスターグリッターが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）フォレブルー。戦績は、地方26戦3勝2着2回。2013年のやまびこ賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桜田浩樹厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2012年）

8月18日、デビュー戦は関本淳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は449kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のプリズムシャドウをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月24日、連闘で迎えた4戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、2歳B2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた7戦目は、2歳B2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、2歳C1一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月17日、中1週で迎えた9戦目は、2歳B2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のワンダーギベオンに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

3歳（2013年）

1月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

3月23日、中9週で迎えた12戦目は、3歳戦の春の水沢競馬（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（10戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のフキノトウレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るジョイソングを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って3勝目を手にした。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のやまびこ賞（盛岡ダート1800m 小雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入った。

5月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のアメジスト賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

6月29日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の宮古夏まつりレース（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた20戦目は、3歳A（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた21戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオニキス賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた22戦目は、ハナキリンレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したヤマニンラピエールを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中1週で迎えた23戦目は、衣の滝レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったマイネサムサラに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月18日、中9週で迎えた24戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、清水の湧口レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2十一（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

12月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、ディセンバーカップ（水沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。