ヨツバノクローバー（2006年生、母メイショウユリヒメ）

ヨツバノクローバー（2006年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「四つ葉のクローバー」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時11歳）と交配したメイショウユリヒメが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の一般C3-3。

経歴

デビュー前

荒川義之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月29日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

3歳（2009年）

1月11日、中3週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4月11日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

4月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

6月21日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月25日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた9戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の乙女座特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、オンワードリーベに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月21日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、一般D3-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のように急駛したが、勝ったワールドプレミアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた11戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3-1（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4歳（2010年）

4月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-3（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るシャンハイオークスを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた18戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。