ホンマカイナ（2013年生、母エリザベスサクラ）

ホンマカイナ（2013年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「真実か否かを問う関西弁」。毛色は鹿毛。種牡馬のベーカバド（当時6歳）と交配したエリザベスサクラが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は鳥谷勝彦。戦績は、中央平地4戦0勝、地方25戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の一般C3十十一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鳥谷勝彦から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、鳥谷勝彦から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、内田玄祥によって270万円で落札された。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

1月24日、デビュー戦は畑端省吾騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた2戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた3戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップストロベリー賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

5月8日、中5週で迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた6戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムラランボーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の土佐鷹なす特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のナムラルーシーに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

7月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の亜沙美&怜太結婚特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のサワラビに1馬身半の差をつけて制した。

7月18日、連闘で迎えた9戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、夜さ恋フェスティバル特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のペプチドウインドをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

8月7日、中2週で迎えた10戦目は、ひまわり特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた11戦目は、ファーストキッス特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のセトノヴィラーゴをアタマ差振り切って断トツの支持に応えた。

9月3日、中1週で迎えた12戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、ダイサギソウ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月10日、連闘で迎えた13戦目は、伊尾木洞のシダ群落特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は永森大智騎手（4戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のパイグリンに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月24日、中1週で迎えた14戦目は、2016JBC川崎まであと40日特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた15戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（5戦5勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた16戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（6戦5勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

11月5日、連闘で迎えた18戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、中平ダイヤモンド特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1ロ C2イ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は永森大智騎手（7戦5勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

11月20日、連闘で迎えた20戦目は、HKT指原24歳特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（8戦5勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のグラスグローリーをクビ差振り切って7勝目を挙げた。

12月4日、中1週で迎えた21戦目は、祝舞台主演・白河特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（9戦6勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

4歳（2017年）

1月9日、中4週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた22戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

1月31日、中2週で迎えた23戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、スマートメダリオンにハナ差交わされて2着となった。

2月7日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3十十一（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマイアミノキセキに1馬身半の差をつけて優勝

3月3日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた26戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、山本装蹄師お疲れ特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、お花見特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1 C2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。