ファミリーダンラン（1994年生、母ノーザンフアミリー）

ファミリーダンラン（1994年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時14歳）と交配したノーザンフアミリーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は合資会社明治牧場。戦績は、地方15戦1勝2着9回。主な勝ち鞍は1998年の荒川区特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

田中康弘厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1996年）

8月9日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチコウアキヒロから2馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1997年）

1月28日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャインガリバーから半馬身差の2着となった。

6月5日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月29日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノパワーから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1998年）

1月22日、中2週で迎えた7戦目は、5歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、スチーブンスキーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月23日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で堀千亜樹騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエスティギャロップにハナ差届かず2着に甘んじた。

3月27日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で堀千亜樹騎手（8戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したベストオピニオンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月29日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、荒川区特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で堀千亜樹騎手（9戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカネショウダリヤを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で堀千亜樹騎手（10戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で堀千亜樹騎手（11戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したコスモリッチに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、いるか座特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で堀千亜樹騎手（12戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

7月10日、中2週で迎えた14戦目は、海王星特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で堀千亜樹騎手（13戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したイヤーズショーターにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月10日、中3週で迎えた15戦目は、オーガスト特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で堀千亜樹騎手（14戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるセラニシビジンを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。