リープトゥフェイム（2003年生、母リープフォージョイ）

リープトゥフェイム（2003年1月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時17歳）と交配したリープフォージョイが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方25戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の一般B3四 C1四。

経歴

デビュー前

三坂盛雄厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2006年）

12月31日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコミックヒーローに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2007年）

1月23日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

3月12日、中6週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったテイエスサクランボに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月28日、中1週で迎えた4戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンフラワーを鮮やかな末脚で半馬身差し切って2勝目を掴み取った。

5月11日、中5週で迎えた5戦目は、一般C2-11 12（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、ラストチャンピオンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月25日、中1週で迎えた6戦目は、こぎつね座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた7戦目は、自由が丘特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2十11（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、一般C3一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったアップシーイモンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の一般C2七 C3一（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドリームモンスターに5馬身の差をつけて3勝目をマークした。

12月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（5戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドゥアズマムディドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて制した。

5歳（2008年）

1月17日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の一般C2-17 C3一（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のベルモントカイザーに1馬身3/4の差をつけて5勝目を手中に収めた。

2月20日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダイショウサンダーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月14日、中2週で迎えた14戦目は、爽春特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（8戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るナッシュを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って怒涛の5連勝を決めた。

4月10日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（9戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマンガンオペラオーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月5日、中7週で迎えた16戦目は、小松川特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6歳（2009年）

1月20日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、むつき特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（10戦7勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた18戦目は、如月特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（11戦7勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヴィーナスイモンを上がり2位タイの末脚で3/4馬身差し切って9勝目をマークした。

3月3日、中1週で迎えた19戦目は、春雷特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（12戦8勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（13戦8勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のピサノダイチに3馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

4月7日、中1週で迎えた21戦目は、うみへび座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（14戦9勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた22戦目は、池袋特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（15戦9勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた23戦目は、成増特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（16戦9勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したカツミノルを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

6月3日、中2週で迎えた24戦目は、一般B3四 C1四（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で御神本訓史騎手（17戦9勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のムーンライトクロスに1馬身1/4の差をつけて勝利数を11に伸ばす

6月26日、中2週で迎えた25戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で御神本訓史騎手（18戦10勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。