タケイチコーセン（1993年生、母スイートコーセン）

タケイチコーセン（1993年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時21歳）と交配したスイートコーセンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹学。戦績は、中央平地16戦0勝、地方23戦5勝2着7回。主な勝ち鞍は1998年の一般B3ロ。

経歴

デビュー前

菅谷禎高厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

12月3日、デビュー戦は金折知則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

3歳（1996年）

9月28日、約10か月の休養明けで迎えた2戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた3戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた7戦目は、細江純子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/重）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

4歳（1997年）

2月8日、中9週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

7月13日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、菅谷正巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず12着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の由布院特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月10日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（9戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（10戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトガミダリアをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

11月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンリージェントに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（1998年）

4月6日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のラムラムランをクビ差制して久しぶりの実戦をモノにした。

4月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮﨑謙一騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタナーヒットマンから1馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮﨑謙一騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードモナークから5馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮﨑謙一騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードモナークから5馬身差の2着となった。

5月31日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮﨑謙一騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターゴーイングに2馬身半の差をつけて優勝

7月7日、中4週で迎えた24戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮﨑謙一騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウィズアラッシュに5馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

8月2日、中3週で迎えた25戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、鳥海山特別（上山ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップハットから1馬身半差の2着となった。

8月18日、中1週で迎えた26戦目は、サードニックス特別（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は宮﨑謙一騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップハットからクビ差の2着に甘んじた。

9月7日、中2週で迎えた27戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮﨑謙一騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた28戦目は、月山特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮﨑謙一騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月18日、中3週で迎えた29戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったソルイドブルーから半馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた30戦目は、蔵王賞（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2ロ（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般B（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三浦誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバームサシから1馬身差の2着となった。

6歳（1999年）

4月18日、約4か月半の休み明けで迎えた33戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮﨑謙一騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮﨑謙一騎手（10戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮﨑謙一騎手（11戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮﨑謙一騎手（12戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月14日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮﨑謙一騎手（13戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた38戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮﨑謙一騎手（14戦3勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた39戦目は、一般B1ロ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮﨑謙一騎手（15戦3勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。