テイエムパワフル（2006年生、母サンライトロバリー）

テイエムパワフル（2006年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋力強い」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時14歳）と交配したサンライトロバリーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）浜本牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の梯梧特別(一般C9)。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

4月26日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/重）に出走。馬体重は548kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

8月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月14日、中7週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた4戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C26（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた5戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、祝・スザンヌ誕生日記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた6戦目は、七五三特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、三裕建設特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた8戦目は、一般C22（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般C31（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（4戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーベリルから6馬身差の2着に敗れた。

4歳（2010年）

3月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、よっちゃん新年会川柳特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた11戦目は、一般C18（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村島俊策騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のブルークマモトに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月1日、中3週で迎えた12戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のデルマイシスに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月9日、連闘で迎えた13戦目は、朴在鎬騎手を鞍上に迎えて、梯梧特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のキングタケヒデに半馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

5月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で朴在鎬騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月1日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた15戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた16戦目は、岐阜コーラ盃（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のファストカントリーに1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

10月22日、連闘で迎えた17戦目は、きんもくせい特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトシイチロマンから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月29日、連闘で迎えた18戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（9戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた20戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた21戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた22戦目は、荒尾けいばを応援します杯（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（5戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2011年）

1月8日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、可児醤油12代当主結婚記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。