ハシケンビックワン（1996年生、母オールダンシング）

ハシケンビックワン（1996年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のアスワン（当時17歳）と交配したオールダンシングが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨタケ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の菊花特別(一般B2 ハンデ)。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

4月11日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4歳（2000年）

3月5日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた3戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

5月6日、中7週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のベルベットサルーンに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月19日、中1週で迎えた5戦目は、ハンデ戦の一般C3（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクワイバーンに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月3日、中1週で迎えた6戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキモンジロウから6馬身差の2着に敗北した。

6月11日、連闘で迎えた7戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモステージに2馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

7月1日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモステージに2馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

7月15日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で榎伸彦騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオーミマエストロに6馬身の差をつけて5勝目を収める

7月30日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の一般B3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で榎伸彦騎手（6戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキモンジロウに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月15日、中1週で迎えた11戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の加治川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンレイシーに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月9日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1550m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワイドアクセルに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月23日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の瓢湖ハンデキャップ（新潟(地)ダート1700m 雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた14戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスツキオカから3馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の菊花特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアカシサミットに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月17日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の荒川特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（9戦7勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアービルシーザーから6馬身差の2着となった。

11月26日、連闘で迎えた17戦目は、ハンデ戦の福島潟特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（10戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた18戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（11戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイタケスターから2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2001年）

1月2日、中1週で迎えた19戦目は、地方重賞の新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山口高騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。