ホルスファルケン（2002年生、母ホワイトローズ）

ホルスファルケン（2002年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「古代エジプトの神の名、真実を見通す力を持つ＋短刀の一種」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時6歳）と交配したホワイトローズが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方31戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の一般D2-2。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

11月21日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

3歳（2005年）

1月27日、中5週で迎えた3戦目は、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって15着に敗れた。

4月9日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた6戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

6月1日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般D4-4（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウインカイザーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月21日、中2週で迎えた8戦目は、一般D4-3（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のライデンエンパイヤに8馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月13日、中2週で迎えた9戦目は、一般D3-3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイカをクビ差制して3勝目を奪取した。

9月13日、中8週で迎えた10戦目は、馬王国ひだか特別（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月6日、連闘で迎えた12戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のブレイベストオペラをアタマ差制して4勝目を挙げた。

10月18日、中1週で迎えた13戦目は、がんばれ馬産地門別競馬特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渋谷裕喜騎手（6戦4勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた14戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、三石町農業協同組合特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2006年）

4月27日、約6か月の休養明けで迎えた15戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた16戦目は、こいのぼり特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモソニックに交わされて1馬身差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた17戦目は、白石特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、うらかわ優駿ビレッジ「アエル」特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた19戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、JA富川ルシナ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

6月27日、中1週で迎えた20戦目は、様似アポイ特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた21戦目は、スパイキュール賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカムトゥルーから1馬身半差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた22戦目は、ベガ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた23戦目は、旭川市買物公園旭川屋特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた24戦目は、オリオン特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた25戦目は、レチクル特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月17日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、Aiba函館港町一周年特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は中村裕司騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた27戦目は、きたあかり特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5歳（2007年）

4月18日、約5か月半の休み明けで迎えた28戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（門別ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた29戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、たきのうえ芝ざくらまつり特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シェレルダンサーに3/4馬身交わされて2着となった。

6月24日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた31戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた32戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた33戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月17日、中7週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月30日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた35戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた36戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。