キリポラリス（2005年生、母ソービューティフル）

キリポラリス（2005年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋北極星」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のレオンプライド（当時12歳）と交配したソービューティフルが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の3歳F1二。

経歴

デビュー前

西橋豊治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月24日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた2戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

3歳（2008年）

1月19日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は岩崎祐己騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

4月9日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳F2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベストチョイスを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

5月6日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のコスモアイを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。

5月29日、中2週で迎えた7戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したワッズオブマネーにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、ミブロボーイに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月10日、中3週で迎えた9戦目は、3歳F1一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F1二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゼロファイターに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた13戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。