フジノイメージ（1999年生、母フミノイメージ）

フジノイメージ（1999年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のデュラブ（当時17歳）と交配したフミノイメージが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はハヤシファーム。戦績は、中央平地11戦0勝、地方33戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のツインメイト特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハヤシファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、ハヤシファームから「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場され、小尾洸によって315万円で落札された。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

5月18日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は494kg。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた2戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月31日、中4週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のケーティファイターに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月7日、中4週で迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

11月17日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4歳（2003年）

1月26日、中6週で迎えた8戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

3月9日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

4月19日、中5週で迎えた10戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の二王子特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた12戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

7月6日、中5週で迎えた13戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、疾風特別（高崎ダート900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

8月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月23日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ブロンズサドル賞（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラボーオペラから2馬身半差の2着となった。

9月20日、中3週で迎えた16戦目は、桔梗特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリークタワから半馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中2週で迎えた17戦目は、岩押特別（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

10月25日、中1週で迎えた18戦目は、プラタナス特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイルドヴィジョンから1馬身半差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた19戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた20戦目は、野菊特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた21戦目は、シクラメン特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた22戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3-7（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2004年）

1月3日、中1週で迎えた23戦目は、ガーネット賞（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋文雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた24戦目は、公代さんお誕生日記念（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた25戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3-9（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイエーポリッシュに5馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

3月1日、中2週で迎えた27戦目は、春蘭特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた28戦目は、あんず特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた29戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1500m 雪/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2-6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のイブサンサンに4馬身の差をつけて優勝

5月9日、中2週で迎えた31戦目は、つつじ特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた32戦目は、山桃特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（11戦2勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2 C3-5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月18日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2-5（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（13戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシンファントムをクビ差制して制した。

8月14日、中3週で迎えた36戦目は、ゆうすげ特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（14戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた37戦目は、晩夏特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（15戦3勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1 C2-3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートフリージアに3馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

9月20日、連闘で迎えた39戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた40戦目は、秋風特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（16戦3勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1 C2-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（17戦3勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月21日、中3週で迎えた42戦目は、一般C6（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（18戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた43戦目は、一般B3 C1-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（19戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったファットボーイからアタマ差の2着に惜敗した。

12月30日、中2週で迎えた44戦目は、一般B3 C1-2（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は高橋文雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。12着に敗れた。