ヨイチイースト（2002年生、母スターカプイチ）

ヨイチイースト（2002年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋東」。毛色は栗毛。種牡馬のロードメイプル（当時7歳）と交配したスターカプイチが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は一山育成牧場。戦績は、中央平地36戦0勝2着1回、中央障害3戦0勝、地方11戦5勝2着2回。2006年のノースクイーンカップ(牝ハンデ地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

1月8日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したポライトストーンを差し切れず、2馬身差の2着となった。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

2月26日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

3月19日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で梶晃啓騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

5月1日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で梶晃啓騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

5月21日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で梶晃啓騎手（5戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

7月2日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、4着に入った。

9月3日、中8週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は梶晃啓騎手（6戦0勝）。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着に入った。

9月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（7戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4歳（2006年）

5月11日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた10戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、ザッツザプレンティ賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた11戦目は、ブラックホーク賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月7日、中1週で迎えた12戦目は、ミラクルアドマイヤ賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインヴァリッドに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた13戦目は、道農協軽種馬対策委員会賞創設記念特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアステリズムをクビ差振り切って雨中の混戦を制した。

7月5日、中1週で迎えた14戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセレブセレクションに4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

8月16日、中5週で迎えた15戦目は、旭川レーシングセンター特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスローンフォルに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月31日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で馬渕繁治騎手（6戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンマルアンサーから5馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた17戦目は、メジロライアン賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で馬渕繁治騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルゲベートに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

10月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞のビューチフル・ドリーマーカップ（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月25日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた19戦目は、浦河町獣医師会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（8戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフジノダイヒットを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

11月9日、中1週で迎えた20戦目は、地方重賞の道営記念（札幌(地)ダート2485m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（9戦5勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

5歳（2007年）

3月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は梶晃啓騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月27日、中7週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（9戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着を確保した。

6月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（10戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月21日、中4週で迎えた24戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で梶晃啓騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

8月5日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた25戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で梶晃啓騎手（12戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

9月8日、中4週で迎えた26戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で梶晃啓騎手（13戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

6歳（2008年）

2月3日、約5か月の休養明けで迎えた27戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で梶晃啓騎手（14戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で梶晃啓騎手（15戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で梶晃啓騎手（16戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月20日、中3週で迎えた30戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で梶晃啓騎手（17戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた31戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で梶晃啓騎手（18戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた32戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

7月12日、中2週で迎えた33戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた34戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた35戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

9月6日、中1週で迎えた36戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月25日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた37戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は梶晃啓騎手（19戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

11月9日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた38戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（20戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

12月20日、中5週で迎えた39戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（21戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

7歳（2009年）

1月11日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で梶晃啓騎手（22戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた41戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で梶晃啓騎手（23戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた42戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で梶晃啓騎手（24戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた43戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で梶晃啓騎手（25戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

5月2日、中8週で迎えた44戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で梶晃啓騎手（26戦0勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

5月23日、中2週で迎えた45戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で梶晃啓騎手（27戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

7月12日、中6週で迎えた46戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月22日、約4か月半の休養明けで迎えた47戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は梶晃啓騎手（28戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

8歳（2010年）

1月23日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた48戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月6日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた49戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月19日、中5週で迎えた50戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。