ユウキユキオー（1999年生、母ユウキラッセル）

ユウキユキオー（1999年5月6日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋力強く走る（行く）＋王」。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時19歳）と交配したユウキラッセルが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。戦績は、中央平地9戦1勝、地方13戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

新井仁厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

2月24日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

3月3日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のブラックジャンボに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

4月14日、連闘で迎えた5戦目は、3歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（4戦1勝）。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

5月12日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、3歳500万下のあずさ賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村本善之騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

10月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村本善之騎手（6戦1勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて15着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で村本善之騎手（7戦1勝）。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚がパッとせず17着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村本善之騎手（8戦1勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

12月30日、中6週で迎えた10戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモリノフクマツに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2003年）

1月16日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエトワールキングに2馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

1月31日、中1週で迎えた12戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、ブルーウェーブ特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた13戦目は、AM神戸558賞（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイリョウスターに2馬身の差をつけて4勝目を収める

3月4日、中2週で迎えた14戦目は、雪彦山特別（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したツルミコンコルドを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上A3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコンゴーチトセオーに4馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

7月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた16戦目は、盛夏賞（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マッキーマイラブに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月27日、中3週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた17戦目は、波賀町サイクリングターミナル特別（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で赤木高太郎騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベラクルスに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月17日、中2週で迎えた18戦目は、日本・モンゴル民族博物館特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤木高太郎騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エプソムローリエに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5歳（2004年）

1月8日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、プラスミック賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた21戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、日本盛健醸カップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた22戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、伊丹市南京桃特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。