インターラッキー（1987年生、母コンポート）

インターラッキー（1987年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時13歳）と交配したコンポートが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地16戦3勝2着3回、地方24戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1992年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

尾形盛次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

12月2日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったスカーレットローズにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3歳（1990年）

1月6日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のファンシーブライドをハナ差振り切って初白星を挙げた。

2月4日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯沢誠治騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

4歳（1991年）

1月27日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

2月10日、中1週で迎えた8戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のロイヤルマスコットに2馬身半の差をつけて制した。

3月10日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木寿騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったナイキアローに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月31日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 小雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は沢昭典騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木寿騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の高尾特別（東京芝1400m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、トウショウスペリアに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

6月2日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の甲斐駒特別（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木寿騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

5歳（1992年）

11月7日、約17か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木寿騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

12月6日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木寿騎手（7戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のニューリージェントに3馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

6歳（1993年）

6月21日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた18戦目は、オリオン特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクツルキングから2馬身差の2着となった。

7歳（1994年）

2月22日、約8か月の休養明けで迎えた19戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、春菜特別（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた20戦目は、うお座特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月6日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた21戦目は、春風特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた22戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、はなしょうぶ特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた23戦目は、尊氏賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた24戦目は、クンシラン特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（4戦0勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒデノスーパーからクビ差の2着となった。

7月18日、中4週で迎えた25戦目は、草雲特別（足利ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた26戦目は、葉月特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバシュンプーに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

8月25日、中1週で迎えた27戦目は、芙蓉特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月8日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、太平記記念（足利ダート1700m 雨/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた29戦目は、稲穂賞（足利ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月25日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、オールスターカップ（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月28日、中4週で迎えた31戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8歳（1995年）

4月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、一般（盛岡ダート1750m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原幸弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタンホイザーからハナ差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた35戦目は、西村秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウシンルドルフから1馬身半差の2着となった。

6月5日、中1週で迎えた36戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は菅原幸弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアーデルクローネから3/4馬身差の2着となった。

6月17日、中1週で迎えた37戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた38戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、早池峰賞（盛岡ダート1100m 雨/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた39戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西村秀幸騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月25日、中5週で迎えた40戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村秀幸騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。