メーンエベンター（1987年生、母クラウンドテスコ）

メーンエベンター（1987年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のプルラリズム（当時7歳）と交配したクラウンドテスコが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）塚尾牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方27戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の一般C2ロ。

経歴

デビュー前

吉田三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

12月9日、デビュー戦は中竹和也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

3歳（1990年）

1月15日、中2週で迎えた3戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

1月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたジョウネツ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4歳（1991年）

4月14日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた10戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアマミバロンから1馬身差の2着となった。

5月2日、中2週で迎えた11戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C1（三条ダート1700m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイイチアルコに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月22日、中2週で迎えた12戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般B3（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロオジャイアンツからアタマ差の2着に甘んじた。

6月11日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、日本海特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月4日、中8週で迎えた15戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた16戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた17戦目は、越路賞（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月24日、中7週で迎えた18戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた19戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた20戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1992年）

4月8日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、一般B3イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3ロ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた23戦目は、一般B3（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマカカチドキに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月26日、中2週で迎えた24戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた25戦目は、飯豊連峰特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた26戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルトヨリーガルから5馬身差の2着となった。

8月17日、中3週で迎えた27戦目は、五十嵐川賞（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は津野総夫騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた29戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のキングヤマタケに半馬身の差をつけて優勝

10月25日、中4週で迎えた30戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロノエトワールに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月8日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で神保忠三騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で神保忠三騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で神保忠三騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1993年）

4月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から27kg減らして迎えた34戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月27日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた35戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は神保忠三騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月24日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた36戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。