プラストロン（2007年生、母プリティマミー）

プラストロン（2007年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時21歳）と交配したプリティマミーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方36戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年の日高路湯巡りスタンプラリー賞(一般C3-3 牝)。

経歴

デビュー前

石本孝博厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

8月27日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/良）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったフレートライナーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月3日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

3歳（2010年）

5月12日、約8か月半の休養明けで迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったアイチャンストックに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったトーセンボナンザを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C3-5（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ブユウデンにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月21日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、一般C3-6（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ソルフェージュに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヤナギナンヨウソウに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（門別ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の日高路湯巡りスタンプラリー賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のホクテンキャピタルを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

10月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた13戦目は、どんどん食べよう道産牛肉賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

12月8日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた16戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4歳（2011年）

1月1日、連闘で迎えた17戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、オジンガー（原田和安）還暦記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

1月12日、中1週で迎えた18戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた19戦目は、牝馬限定の一般C20（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた20戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

2月4日、中0週で迎えた21戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた22戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた23戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた24戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

3月3日、連闘で迎えた25戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた26戦目は、一般C20（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた28戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、野田依楓誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた29戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた30戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、創業220年酒田の納豆記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

5月29日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた35戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2十四十五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。