スギノパワーアップ（1996年生、母Top Corsage）
Sugino Power Up
1996.02.21
スギノパワーアップ（1996年2月21日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のSeattle Slew（当時22歳）と交配したTop Corsageが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方36戦6勝2着12回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C2。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 38戦6勝 [6-12-2-18/38]
- 総賞金国内
- 294万円
- 生年月日
- 1996年2月21日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 黒鹿毛
- 厩舎
- 大島静夫佐賀
- 馬主
- 安徳義則
- 生産者
- Gainesway Thoroughbreds Ltd.
- 抹消情報
- 中央：2000年9月5日抹消
地方：2004年4月1日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のTop Corsageは海外G1・1勝（米国ダ）。祖母のCorsageは海外9戦2勝。父のSeattle Slewは海外G1・8勝（米国ダ[8勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| きS | Striking＝Busher | 5*5 | 6.25% |
| 牡 | Round Table | 4×4 | 12.5% |
| 牡 | Nasrullah | 5*5×5*5 | 12.5% |
| 牡 | Polynesian | 5×6*6 | 6.25% |
| 牡 | Princequillo | 5×5*5 | 9.37% |
| 牡 | Nearco | 6*6*7×5*6*6 | 10.15% |
| 牡 | Discovery | 6×7*7 | 3.12% |
| 牡 | Blue Larkspur | 6*7*7×7 | 3.9% |
| 牡 | Blenheim | 6*7*7×7*7*7 | 5.46% |
| 牡S | Sir Gallahad | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡S | Man o' War | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡M | Native Dancer | 5*5 | 6.25% |
| 牝 | Sweetheart | 7×7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- シアトルスルー系
- ファミリーナンバー
- 19
レース成績
経歴
デビュー前
浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1999年）
12月5日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。
4歳（2000年）
5月6日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、5歳以上500万下の鶴ケ城特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。
8月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、アルクトゥールス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
8月30日、中3週で迎えた4戦目は、レダ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田輝彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
5歳（2001年）
2月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、細原邦央騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のチクシダイオスキーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
2月20日、中1週で迎えた6戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコウショウローレンに7馬身の差をつけて2勝目を奪取した。
3月1日、連闘で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のレディミュージックに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
3月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーモーニングに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
3月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島洋三騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノオリンピアから半馬身差の2着に敗北した。
4月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島洋三騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンコウハーディから7馬身差の2着に敗北した。
4月22日、中1週で迎えた11戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアミフジハンターから3馬身差の2着に敗北した。
4月29日、連闘で迎えた12戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンコウハーディから6馬身差の2着となった。
5月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキジェットをハナ差制して5勝目を手に入れた。
5月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月3日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島洋三騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマノチヨヒメからクビ差の2着に甘んじた。
6月24日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で中島洋三騎手（9戦4勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月15日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島洋三騎手（10戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月24日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中島洋三騎手（11戦4勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月9日、中6週で迎えた20戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ディーエスガルシアに交わされて2馬身半差の2着となった。
12月22日、中1週で迎えた21戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジプシーハンターを捕まえ切れず、9馬身差の2着に敗北した。
6歳（2002年）
1月4日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。
1月27日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイオーアラビアンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
2月11日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニシノトヨタカに半馬身交わされて2着に敗北した。
2月20日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスズノブレジャーをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。
3月4日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビックアモンを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。
3月20日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ガッドクリエイトに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
4月6日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
4月29日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鮫島克也騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。
5月12日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鮫島克也騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カシノカサブランカにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
6月1日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鮫島克也騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。
6月15日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鮫島克也騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
7月6日、中2週で迎えた33戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。
7月27日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。
8月15日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。
9月14日、中3週で迎えた36戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は権藤学騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。
10月27日、中3週で迎えた38戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。