スズハグラー（1991年生、母スズサークル）

スズハグラー（1991年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスズパレード（当時10歳）と交配したスズサークルが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河豊水。戦績は、中央平地15戦1勝、中央障害6戦1勝、地方31戦12勝2着7回。主な勝ち鞍は1995年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

菅原末治厩舎（宇都宮）へ入厩。

3歳（1994年）

1月22日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、4歳（足利ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオヤマスペインに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月4日、中1週で迎えた2戦目は、川中子健二騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のイイオカビーナスに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

2月22日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオーゴンカイドウに1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3月4日、中0週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、4歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアタリーからアタマ差の2着に甘んじた。

3月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の平成5年度しもつけ弥生賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた6戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月17日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、4歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた8戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口竜一騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口竜一騎手（8戦2勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた11戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口竜一騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のコマタカラオーをクビ差制して4勝目を収める

10月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2ロ（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山口竜一騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月23日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月31日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシルベスタセイザンに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のショウワルーキーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月4日、中2週で迎えた16戦目は、山口健治騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルベスタセイザンから2馬身半差の2着に敗北した。

12月28日、中0週で迎えた18戦目は、風花特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（11戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハシノサンシロウに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1995年）

1月7日、中0週で迎えた19戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスウーノに2馬身の差をつけて8勝目を収める

1月23日、中1週で迎えた20戦目は、カルガモ特別（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（13戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスアーサーに4馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。

2月18日、中1週で迎えた22戦目は、早春特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキンカプリンスから1馬身半差の2着に敗北した。

3月18日、中3週で迎えた23戦目は、フリージア特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイブラックから1馬身差の2着に敗北した。

4月1日、中1週で迎えた24戦目は、タンポポ特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナイトウィンに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

5月3日、中4週で迎えた25戦目は、すずらん特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライアンズロマンから2馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中1週で迎えた26戦目は、あじさい特別（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、カスミ草特別（足利ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（8戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーゴーターキンに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

6月20日、中2週で迎えた28戦目は、アヤメ特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（9戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイブラックから1馬身半差の2着に敗北した。

7月25日、中4週で迎えた29戦目は、キスゲ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた30戦目は、銀河特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平沢則雄騎手（11戦4勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライアンズロマンから2馬身半差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた31戦目は、ほおずき特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（14戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のギャラントバイオに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月22日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアサカジャジメントに1馬身半の差をつけて制した。

11月18日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上900万下の清澄特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のグッドラックハンデキャップ（中山芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5歳（1996年）

1月14日、中2週で迎えた36戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の初凪賞（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた37戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

2月19日、中2週で迎えた38戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた39戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた40戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

5月12日、中7週で迎えた41戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の鎌倉特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた42戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の秋川特別（東京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた43戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の水郷特別（中山芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた44戦目は、5歳以上900万下の織姫賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた45戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の信濃川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月3日、約3か月半の休養明けで迎えた46戦目は、4歳以上900万下の立冬特別（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

12月7日、中4週で迎えた47戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた48戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（1997年）

3月22日、約3か月の休み明けで迎えた49戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に出走。鞍上は三浦堅治騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のフルーツパワーに2馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

4月19日、中3週で迎えた50戦目は、森安輝正騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた51戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は三浦堅治騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた52戦目は、障害4歳以上400万下（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は森安輝正騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。