フジノアサハタ（2004年生、母ハナブサワン）

フジノアサハタ（2004年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋地名」。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時12歳）と交配したハナブサワンが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）西川富岡牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方47戦18勝2着11回。2011年のくろゆり賞(地方重賞)に勝利した他、2010年のイヌワシ賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柴田高志厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2006年）

7月20日、デビュー戦は尾島徹騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（2）（笠松ダート800m 雨/重）に出走。馬体重は524kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のデンコウゼットをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

8月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワイティタッチに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2007年）

4月20日、約8か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5月30日、中0週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の城崎特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は尾島徹騎手（5戦1勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコパノアグリグロに3馬身の差をつけて制した。

11月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、祝!直之&紗智子結婚記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ムクランマに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月28日、中2週で迎えた10戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（8戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシノシンワに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C10 13（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（9戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2009年）

3月9日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた12戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、昌也・洋子誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフジビヨリに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中3週で迎えた13戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスズカワイルドに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月28日、中3週で迎えた14戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（10戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフェロチェスナットにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C10 13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（11戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマドンナウェイに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月29日、中1週で迎えた16戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、揖斐川特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマルヨフォーティに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（12戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマルカネルソンに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月25日、中1週で迎えた18戦目は、初孫★夢玄★誕生記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（13戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のカリュウドをクビ差振り切って断然の支持に応えた。

7月24日、中3週で迎えた19戦目は、飛水峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェロチェスナットに4馬身の差をつけて制した。

8月21日、中3週で迎えた20戦目は、アカシア特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したウェディングコパに半馬身届かず2着に敗北した。

9月11日、中2週で迎えた21戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、長良川特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた22戦目は、竹中半兵衛盃（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のノボリスウィートを半馬身振り切って8勝目をマークした。

10月30日、中4週で迎えた23戦目は、野菊特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（16戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワールドレデーをクビ差だけ差し切って雨中の混戦を制した。

11月24日、中1週で迎えた25戦目は、白川郷特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（17戦9勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したリュウケンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

12月15日、中2週で迎えた26戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（18戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るロードスピリットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月29日、中1週で迎えた27戦目は、シクラメン特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（19戦10勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエーシンウィンマンに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6歳（2010年）

1月17日、中2週で迎えた28戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（20戦11勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のラインルージュに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

2月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、東海農政局特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（21戦12勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサイキョウアサカゼに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月21日、中1週で迎えた30戦目は、B級チャンピオン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（22戦13勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエーシンベロシティをクビ差振り切って怒涛の5連勝を決めた。

3月23日、中3週で迎えた31戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（23戦14勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったピクシーザダンスを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

4月7日、中1週で迎えた32戦目は、臥龍桜特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではひたひたと前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のペプチドトップガンをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

4月28日、中2週で迎えた33戦目は、つつじ特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は尾島徹騎手（24戦14勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた34戦目は、地方重賞の尾張名古屋杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（25戦14勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月9日、中4週で迎えた35戦目は、水無月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた36戦目は、BAOO鳥取岩美開場記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（26戦14勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモエレダンスクインに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月21日、中1週で迎えた37戦目は、あじめ峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（27戦15勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったサマーシルクロードに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中3週で迎えた38戦目は、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（28戦15勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた39戦目は、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（29戦15勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7歳（2011年）

2月15日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた40戦目は、一般A3（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は花本正三騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた41戦目は、春蘭特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（30戦15勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた42戦目は、臥龍桜特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた43戦目は、一般A4 B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（31戦15勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたビッグローズ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

7月27日、中1週で迎えた44戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（32戦15勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のエスデイブレイクをハナ差振り切って勝利数を17に伸ばす

8月19日、中2週で迎えた45戦目は、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（33戦16勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリーヴザネストに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月31日、中1週で迎えた46戦目は、地方重賞の園田チャレンジカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（34戦17勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず最後はレチタティーヴォと並んで6着同着となった。

12月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた47戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（35戦17勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた48戦目は、大晦日特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（36戦17勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

8歳（2012年）

1月13日、中1週で迎えた49戦目は、若草特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（37戦17勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。