マサゴールド（2006年生、母グランドレイル）

マサゴールド（2006年2月28日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時12歳）と交配したグランドレイルが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）小倉牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方38戦3勝2着10回。主な勝ち鞍は2010年の一般C14。

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

1月10日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

7月5日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に敗れた。

8月30日、中4週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2600m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

12月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、soul 2 soul10周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、オンザビートに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中0週で迎えた8戦目は、一般C23（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月11日、中1週で迎えた9戦目は、せれくとカップ馬ピグ部集合記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、コナンエックスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中2週で迎えた10戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったワッフルワッフルを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C22（名古屋ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のサンマルリーフに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3月24日、中2週で迎えた13戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で今井貴大騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、アースグローリーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月20日、中3週で迎えた14戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で今井貴大騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C17（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今井貴大騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で今井貴大騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で今井貴大騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のゼノンに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

6月18日、中1週で迎えた18戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、人間万事塞翁馬!悟愛弓結婚記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（11戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、エプソムヴァーチュに交わされて2馬身差の2着となった。

7月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C12（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（12戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（13戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

10月6日、連闘で迎えた22戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（14戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマミマーズに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（15戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、メイショウワザアリにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（16戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったセルシウスに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5歳（2011年）

1月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で今井貴大騎手（17戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般C17（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で今井貴大騎手（18戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今井貴大騎手（19戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた28戦目は、松井珠理奈バースデイ記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で今井貴大騎手（20戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた29戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で今井貴大騎手（21戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で今井貴大騎手（22戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた31戦目は、一般C16（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で今井貴大騎手（23戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた32戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

7月4日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、一般C19（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のホウライティアラに2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

8月10日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた34戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた35戦目は、一般C14（名古屋ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は阪野学騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた36戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、ユウキングに半馬身交わされて2着となった。

10月18日、中2週で迎えた38戦目は、一般C13（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、サウザーに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月16日、中3週で迎えた39戦目は、一般C17（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた40戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた41戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

6歳（2012年）

1月4日、中1週で迎えた42戦目は、一般C17（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた43戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた44戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。